予防接種の同時接種について
効果と安全性
ワクチンを同時接種した場合と、それぞれのワクチンを別の日に接種した場合では、抗体陽性率に差がないことが確認されています。また、同時接種では複数のワクチンを接種してもそれぞれのワクチンの有害事象、とりわけ重篤な副反応が増加することはないことが知られています。
同時接種の利点
適切な時期での免疫府与
来院回数の減少
同時接種することで来院回数を減らすことが出来ます。来院回数を減らすことの利点として
1. 紛れ込み事故の減少
2. 受診による感染機会の現症
3. 摂取率の向上
4. 保護者の経済的・時間的負担の減少
当院では日本小児科学会が推奨しています予防接種の同時接種を行っています。
病気にはかかりやすい年齢があり、複数の病気にかかりやすい年齢では、どの病気にかかるか予想できません。細菌性髄膜炎ではインフルエンザ菌b型(ヒブ)と肺炎球菌が主な病原菌ですが、いずれも生後6ヶ月ころから罹患者が増えてきます。生後6ヶ月までにヒブと肺炎球菌への免疫を付けておく必要があります。
同時接種することで来院回数を減らすことが出来ます。来院回数を減らすことの利点として
1. 紛れ込み事故の減少
2. 受診による感染機会の現症
3. 摂取率の向上
4. 保護者の経済的・時間的負担の減少
当院では日本小児科学会が推奨しています予防接種の同時接種を行っています。