スギ花粉症・舌下免疫療法(小児・成人)
スギ花粉症・舌下免疫療法(小児・成人)とは?
スギ花粉が原因(アレルゲン)となる花粉症をスギ花粉症といいます。花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状をおこす疾患です。スギ花粉症は、日常生活において、いらいら感、思考力の低下、疲労、睡眠障害などを引き起こします。
治療
薬物療法
症状を起こす物質(ヒスタミン)の働きや鼻の中の炎症を抑えて症状を和らげます。
手術療法
鼻の粘膜を固くしたり、神経を遮断します。
アレルゲン免疫療法
体をアレルゲンに慣らして、症状を和らげます。基本的な体質改善が期待できます。皮下免疫療法(皮下注射)と舌下免疫療法(飲み薬)があります。
舌下免疫療法
舌下免疫療法はアレルギーの原因であるアレルゲンを少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、基本的な体質改善が期待できる治療法です。アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状を抑える可能性がある治療法です。完全に症状が抑えられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の使用量を減らすことができます。
治療は長期間(3-5年)かかります。正しく治療が行われると、初めてのスギ花粉飛散シーズンから症状を和らげることが期待されます。年単位で継続する事で根本的な体質改善が期待できます。
治療は長期間(3-5年)かかります。正しく治療が行われると、初めてのスギ花粉飛散シーズンから症状を和らげることが期待されます。年単位で継続する事で根本的な体質改善が期待できます。